受験コラム

成績が劇的にあがる「効率的に暗記する方法」を解説【効果は実証済み】

受験生
受験生
頑張って勉強してるけど、なかなか覚えられない。もっと効率よく暗記するためにはどうすればいいんだろう。このままだとやる気がなくなりそう…

こうした疑問に答えます。

本記事のテーマ

結論

◎全科目で意識すべき暗記のコツは3つある

①暗記量は「アウトプットした量」に比例する

②制限時間を決めて勉強する

③無駄な勉強に時間を使わない

記事の信頼性

この記事を執筆している塾長は大手予備校、大手学習塾、当塾の3か所で500人以上の指導実績があります。

当塾のようなオンライン授業であっても、難関国公立や医学部、早慶の合格者を毎年輩出しています。

また塾長個人としても慶應に現役合格、2022年には働きながら東大に合格しています。

そうした指導者・プレイヤーの両面での実績をベースに解説していきます。

①暗記量は「アウトプット量」に比例

勉強は「インプット」と「アウトプット」の2種類に分けられます。

インプットとは、アクションを起こすために必要な情報を脳に入力すること
ex: 教科書を読む、単語を暗記するなど

アウトプットとは、脳に入力した情報を使ってアクションを起こすこと
ex: 問題演習、過去問演習

両者は並列関係ではなく「インプットはアウトプットのために行うもの」と考えます。

しかし、多くの人はインプットをしただけで満足する傾向にあります。

教科書や参考書を読んで満足する

単語や文法を覚えただけで満足する

公式や定理を覚えただけで満足する

インプットで満足し、次の勉強に進んでいってしまう人は成績を伸ばすことができません。

アウトプットすることで暗記できる

まずは「アメリカの国立訓練研究所」による研究結果を紹介します。

ラーニングピラミッド

この研究でわかることは、以下の2点です。

①「授業をきく」「テキストを読む」といったインプット学習の定着率が低い

②「問題を解く」「人に話す」といったアウトプット学習の定着度が高い

この結果より、暗記効率を最大化するためには2つの取り組みが重要になります。

①インプットの時間をとにかく短くする

②問題演習などアウトプットの時間をとにかく増やす

この2点を意識することで、授業を受けているだけの人や、アウトプットを重視しない人にかなりの差をつけられます。

くれぐれも「参考書を完璧にしてから問題集を解こう」なんて思わないようにしてくださいね。

勉強の極意のサムネイル画像
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具体的な実践方法

暗記の原則は「覚えられるまで繰り返すこと」ですが、ざっくりとした目安を紹介します。

まず教科書や参考書を最大限活用して、インプット学習の時間を短くすることが重要です。

もちろん「テキトウに読むだけ」では意味が無いので、以下を参考にしてください。

①覚えたい範囲をまずは3~5回読む(音読が効果的)

②その範囲をテキストを見ながら「自分なりに授業する」
→先生になりきって、解説してみる(超効果的)

③「自分なりに授業」を3回やって覚えられないものは次回以降へ

次にアウトプットですが、結論として「ライトナーシステム」or「問題演習」で進めていきましょう。

・英単語や文法事項、社会や理科の暗記はライトナーシステムで

・ライトナーシステムで扱いにくいものは問題集を解き進める

他にもやり方はありますが、たくさん手を出すと失敗します。

当塾としては最強の暗記法といえる「ライトナーシステム」での勉強を強く推奨します。

これによって十分なアウトプット量を確保できます。

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②必ず時間を測って暗記する

勉強する際には、基本的にどんな場合でも「時間制限」を設定しましょう。

制限時間があると「タイムプレッシャー効果」により、集中力が高まります。

人間の脳は外部からプレッシャーを受けることで、脳内報酬物質であるドーパミンが放出され、その行為に対する回路が強化される。

タイム・プレッシャーによって「勉強の難易度」を調整することが有効な方法で、全力を尽くして終えることができる時間設定をすることが重要である

強化学習の解説

引用元:https://studyhacker.net/columns/stopwatch

タイムプレッシャー効果を得るための手順をまとめておきます。

①ストップウォッチ、時計を準備する(スマホはNG)

②ちょっときついかな?という制限時間を決める

③全力で解く、覚える(「オーバーしてもいいや」と思ったら無意味)

これをすべての勉強で実行するようにしましょう。

タイムプレッシャーがあるからこそ、効率的に暗記することができます。

③無駄な勉強をしない

最後に、暗記の効率を最大にする一番の方法をお教えします。

それは「無駄な勉強をしないこと」です。

「効率」=「得られた成果」÷「勉強にかかった時間」

であるため「無駄な勉強にかけた時間」を減らせば効率は急上昇します

具体的には「覚えていないこと」の勉強に全力を尽くすべきです。

・×がついている単語に絞って勉強する

・過去に間違えた問題だけやり直す

・教科書を読み直すのは苦手なところだけ

このように「全ての時間を【知らないこと・覚えていないことの学習・復習】に費やす」を意識すべきです。

逆に、以下のような勉強は暗記効率を圧倒的に下げます。

・単語帳に載ってる全単語の暗記カードを作る

・不安になって参考書を1からやり直す

・青チャートを全部解き直す

直前期に「これまでやってきたことが本当に身についているのか…」と不安になって全部やり直したくなるのはとても理解できます。

しかしそれだと暗記効率が下がるだけでなく、過去の自分を否定することになります。

努めて「覚えていないこと」に時間を使うようにしましょう。

最後は根性論も重要

ここまで暗記効率を高める方法を解説してきました。

もちろん方法論は重要ですが、根性論もやっぱり重要です。

結局は「毎日コツコツやる」が最強の暗記法です。これは科学的にも証明されています。

身も蓋もない話ですが、今回解説したポイントを意識して毎日コツコツとやっていきましょう!

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