受験コラム

自分の部屋を最高の学習環境にする方法【家以外の勉強場所も紹介!】

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受験生
受験生
家で勉強する時間が多いけど、イマイチ集中できない。もっと勉強するためにはどうすればいいんだろう?

こうした疑問に答えます。

本記事のテーマ

結論

・視界から物を可能な限り排除すべき
→集中力を分散させないため

・勉強内容によって場所を使い分けるべき
①インプット学習→静かな環境
②アウトプット学習→カフェ程度の音がある環境

・自宅以外の勉強場所を持っておくべき
おすすめ:公園、デパート・家電量販店のベンチ、有料自習室

記事の信頼性

この記事を執筆している塾長は大手予備校、大手学習塾、当塾の3か所で500人以上の指導実績があります。

また個人としても慶應に現役合格、2022年には働きながら東大に合格しています。

指導者・プレイヤーの両面での実績をベースに解説していきます。

 

脳のリソース競合を排除した環境

脳は「複数の作業に弱い」という性質があります。

複数の作業を同時に行うと、1つ1つの「作業の質」が落ちる

こうした性質を「脳のリソース競合」といいます。

複数の作業を同時にこなすと、脳のエネルギーが分散し、集中力が下がっていきます。

この観点で考えると、例えば「ながら勉強」は効率が悪いです。

・音楽を聴きながら勉強する

・Youtubeを見ながら勉強する

・友達と通話をつなぎながら勉強する

せっかく勉強するなら、効果の低い「ながら勉強」は避けておきましょう。

モノを徹底的に減らす

集中力を高めるために「脳のリソース競合が起こりにくい学習環境」を作りましょう。

特に「物を少なくすること」が重要です。

視覚情報は強烈で、物が視界に入ると脳内で多くの情報処理が行われてしまうからです。

・机の上から物を可能な限り排除する
→理想は「使う参考書・ノート・シャーペン・赤ペン・消しゴム」の5点です。

・目に見える範囲の壁にも何も貼らない

・ベッドを見えない位置に置く
→人はベッドを見ると眠くなります

合格するために、まずは机の上から物を排除することから始めましょう。

勉強内容に応じて場所を使い分けるべき

近年の研究によって、以下の事実が示されています。

インプット学習時は「静かな環境」が望ましい

アウトプット学習時は「カフェ程度の音がある環境」が望ましい

ちなみに、インプット学習とアウトプット学習の違いは以下の通りです。

インプット学習…新しい知識や理解が曖昧な知識を覚えること
ex: 教科書を読み込む、単語を覚える、公式を覚える

アウトプット学習…覚えた知識を使って問題を解くこと
ex: 問題演習、過去問演習

インプット学習は静かな環境で

インプット学習は「静かな環境」でやりましょう。

ノイズ(音)は脳にとって余計な情報であり、知識の記憶定着に悪影響という研究が山ほどあります

カフェやファミレスで勉強する人も多いと思いますが、インプット学習には適していません。

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ノイズキャンセリングの活用

身近に静かな環境がない!という人には、密閉型のイヤホン(ヘッドホン)の利用を推奨しています。

「ノイズキャンセリング機能」が搭載されたものがおすすめで、1万円ほどで周辺の騒音をシャットアウトできます。

そこまで高価なものは必要なく、僕はこれを3年ほど使っています。


Anker Soundcore Life P3 

アウトプット学習は音がある環境で

ブリティッシュコロンビア大学の有名な研究をご紹介します。

被験者を3つのグループに分け、それぞれアイデア出しなど創造性が必要な作業を実施し、その成果を測定した

①静かな場所

②カフェ程度に騒がしい場所

③工事現場並みにうるさい場所

この実験の結果、以下のような事実が判明しました。

・一番結果が良かったのは②「カフェ程度に騒がしい場所」であった

・インプットに適していた①「静かな環境」は、③「工事現場並みにうるさい場所」の結果と変わらなかった

この結果より、アウトプット学習はカフェや家のリビングで行うのが最適と考えられます。

静かな自宅でアウトプット学習をする際は、以下のような動画を利用すると最適な環境を作れます。

この場所も使ってみる価値あり

学校や自宅のほかに、勉強場所を持つことをオススメします。

同じ場所で同じことを繰り返していると、勉強に飽きて、ダレて、そのうちやらなくなります。

こうした飽きを打破するために、一番手っ取り早いのが「勉強場所を変えること」です。

 

おすすめ①公園での勉強

公園での勉強は「五感が刺激されて記憶しやすくなる」ので最もオススメです。

周囲の音、気温、風などを感じることで五感をフル活用した勉強ができる

メンタリストDaiGoさんの著書『最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法』でも、公園で勉強することで学習効果が高まるとされています。

人の少ない時間帯はインプット学習に、人が多い時はアウトプット学習に取り組むようにしましょう。

公園で勉強するとリフレッシュにもなるので、一日30分ほど取り入れるべきです。

おすすめ②有料自習室

お金がかかりますが、自宅で集中できない人は有料自習室もオススメです。

学習に特化している環境だけあって、集中力を高く保つことができます。

ゲームや漫画、その他さまざまな誘惑がないのもメリットです

勉強に集中できていないな~と感じる人は、一度検討する価値があります。

おすすめ③デパート・家電量販店

長時間の利用は難しいですが、デパートや家電量販店のベンチ(休憩スペース)もおすすめです。

「意外と集中できる!」と当塾の生徒からは評判です。

ただしベンチだと長時間は居られないので、その日勉強したことを30分~1時間くらいで復習するのがベストです

時間を決めて復習をするいい機会になるので、こちらも定期的に取り入れてみましょう。

おわりに

理想的な勉強環境、自宅以外の勉強環境について解説してきました。

環境が整ったら、次は「効率的に勉強すること」を目指しましょう。こちらの記事を参考に、最高の環境で最高の勉強をしてくださいね!

 

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